Windows10のシステムフォントを変えた話

Yu Gothic UI

突然ですが、Windows 10/11の標準システムフォントは何でしょうか？そう、Yu Gothic UI（游ゴシック UI）ですね。

游ゴシックは綺麗なフォントですが、Windowsシステム上では細すぎたりぼやけていたりすることがありませんか？¹ Windows の標準機能である ColorType を利用して調整しても、（個人的には）判読性が上げられなかったので他のフォントを利用することにしました。

そこで見つけたのが Zen角ゴシックN (Zen Kaku Gothic New) という、今年（2021年）Google Fontに追加されたフリーフォントです。このフォントは漢字との混色を想定して設計されたらしく²、英語の専門用語や数字を含む日本語文書が非常に読みやすくなるので気に入っています。さらに、このフォントは日本語とアルファベットの混在するシステムフォントにも適していると感じます。

ちなみにWindowsのシステムフォントは標準では変えられないので、「Meiryo UIも大っきらい!!」などのフリーソフトを使うと良いと思います。

丸ゴシックが好き？→ Zen丸ゴシック (Zen Maru Gothic) もありました！

プログラミング用フォントについても

プログラミングをする人なら、文字幅が一定である等幅フォントを使って可読性を上げていると思います。日本語とアルファベットを混在するプログラムでは、全角文字（日本語）と半角文字（アルファベット）の比率が一定であると可読性を向上させることができます。

そのような特徴をもったプログラミング用フォントが数多く公開されています。例えば、

• Ricty Diminished
• Myrica
• HackGen

などでしょうか。私は PlemolJP が気に入っています。このフォントも、今年（2021年）リリースされた IBM Plex Sans JP を利用したフォントでして、日本語もアルファベットも非常に判別しやすく感じます。